“Amazon”の決済へ導入されて以来
急激に需要が増している後払い決済
“Paidy”ですが、フリマアプリでの
不正取引に利用されているようです。
今回は、その手口の詳細の話。
詐欺師は家電量販店の通販サイトで
販売されている商品と“同じ商品”を
フリマアプリ“メルカリ”に出品。
商品が売れた際は、家電量販店から
“Paidy”を利用し商品を注文します。
上記商品の“発送先”は家電量販店から
直接、購入者へ届くように設定する。
商品が無事届いた購入者は、通常通り
“評価”を行い取引は完了、詐欺師には
“メルカリ”から代金が反映されます。
その後、”詐欺師”は“Paidy”の請求を
当たり前に支払うことはありません。
“請求書”は事前に購入者へ届くように
設定してありますので、それを誤って
購入者が“支払いする”のを待つだけ。
勿論、支払わない場合でも詐欺師に
害が及ぶことはなく、”メルカリ”の
代金を“出金”して逃げるだけです。
“ヤマダ電機”など大手家電量販店では
すでに対策が始まっているようですが
利用できる通販サイトもまだまだ多く
“Paidy”も至急改善が必要でしょう。
決して悪用は厳禁です。