社会福祉協議会貸付攻略マニュアル【前編】

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社会福祉協議会の福祉支援グループは

各分野においての“貸付”を行っており

困窮時に“10万円”を限度に貸付する

“緊急小口資金”もそれに含まれます。

しかし、社会福祉協議会についての

噂をお聞きになったことがある方は

ご存知でしょうが、貸付に至るまで

審査の過程が非常に困難となります。

大前提として誤解されている方が

大変多いのですが、上記の団体は

公的機関ではなく、厚生労働省が

資金を注入している民間企業です。

さらに、貸付を行う審査は申込時の

“担当者による裁量”の範囲が大きく

ハズレを引く可能性さえあり得ます。

今回、その社会福祉協議会の審査に

できる限り通過をしてもらえるよう

前後編に分け、その攻略の手助けを

させていただければと思います。

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貸付条件の把握

“緊急小口資金”を含む福祉資金は

申込をする時点で、見通しが立つ

“返済能力”があることが条件です。

つまり“無職”や”生活保護”の方は

収入が限られているため、条件に

当てはまらず”対象外”となります。

例外として、就職・アルバイト先の

内定が決まっている“雇用証明書”

あれば認められるケースはあります。

その他、”総合支援資金”なども含め

“収入基準”が定められていますので

詳細は各HPをご参照ください。

収入基準(東京都の場合)

(クリックで拡大できます)

また、後にも記載しますが取り急ぎ

申し上げると、”社会福祉協議会”と

“市町村区の役所”は連携しておらず

さらに“信用情報機関”にも加盟すら

していないことを、ご周知ください。

申込の心構え

初めての窓口の場合、何らかの

理由を付けられて“門前払い”

されることが、ほとんどですし

“単身者”であれば尚更でしょう。

酷い場合は、薄いパンフレットを

渡されて追い返されるというオチ。

上記を踏まえて臨む必要があります。

例えば、”生活費が足りない”には

以下のような返答が返ってきます。

  • 親兄弟に借りれないのか
  • 消費者金融は借りれないのか
  • 生活保護を申請しなさい

など。

現在も親兄弟に借りていると言えば

“もっと貸してもらいなさい”などと

平気な顔で言われたりすることも。

窓口の対応者を”貸付担当”ではなく

説教をする”親戚の叔父(叔母)”と

思われていた方が、まだ気が楽です。

ですので、どの指摘が飛んできても

“それは絶対に難しい”という状況を

いかに伝えるかがポイントでしょう。

そこまで言う割に、実際に親兄弟に

“確認の連絡”をすることがないのも

社会福祉協議会の特徴の1つですが。

では、妥当な貸付理由とは何か。

  • 生活費が盗難される
  • 医療費・介護費など急な出費
  • 会社都合により解雇される
  • 失業保険の受給までの期間
  • 自宅の火災による一時的な避難
  • 自宅の引っ越し・リフォーム資金
  • 福祉車両などの購入資金

など。

お金が必要な理由は様々ですが

課題であるのは”理由”ではなく

その“理由付けする根拠資料”

“提出できるか否か”になります。

後編では、実際に申込をする前に

準備しておく”あるもの”、そして

審査において注意するべきことを

お話させていただきます。

決して悪用は厳禁です。

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